続、昨今の宿題事情(國井)
日本での宿題の始まりは近代的な学校の整備が進んだ明治時代の1900年代初頭とされます。
その頃から100年以上がたち、昨今の宿題事情は大きく変化しています。
岐阜県では、普通科高校で大量の宿題が出ることは普通です。
ただ、中学校ではほとんど日々の宿題が出ないことが普通になっています。
小学校はどうでしょうか?
岐阜市や羽島市などで、宿題は自主学習ノートのみという学校が増えています。
ノートの内容は、絵をかいてもなんでもOK。出しても出さなくても自由です。
当然、カドケドもありません。
(ちなみに、カドケドは岐阜弁だそうです)
宿題を出す出さないは、各学校次第です。
理由としては、『長時間勤務にあえぐ教員の負担軽減』も一つの理由だそうです。
自主的な家庭学習の取り組みを中心にすることで、教員の勤務時間は「1日20分」「年66・7時間」削減されるとされます。
この宿題廃止は、1960年代には教科書やノートを学校に置いて帰る「ランドセル通学廃止」が話題となり、宿題もなくす学校が出てきたのです。
昨年8月、高松市議会に「宿題の原則廃止」を求める陳情が提出されました。
「学校は子どもに宿題を半強制的に課している」との主張でしたが、賛成は市議40人中1人にとどまり、不採択となりました。
学校のカリキュラムを定めた小学校向けの「学習指導要領」には、「家庭との連携を図りながら、児童の学習習慣が確立するよう配慮する」という記載はありますが、「宿題」という言葉はありません。中学校向けでも同様です。
皆さんの賛否はいろいろだと思いますが、只今明日成全校舎で定期テスト対策月間となっています。
当然、テストへ向けての宿題である『カリキュラム』も出ています。数日で終わる量ではありません。
厳しくもありますが、頑張るときには頑張るのが明日成‼
毎日のように塾で勉強ですが、その先に目標点達成があると信じています。
一緒に頑張ろう‼