生徒の状況は4種類(川口)
ある生徒のことで頭がいっぱいです。
どうしたら点数が伸びるのか
問題集が悪いのか
勉強の方法が悪いのか
テストで問題を解く順番が悪いのか
モチベーションの問題か
集中力が維持できていないのか
など、
色々と考えています。
ある生徒と書きましたが、
正直、何人か頭に思い浮かんでいます。
この何人かに共通していることは、
「必死」であるということです。
僕は生徒の状況は4種類あると思っています。
①やる気はないし、結果も出ない。
②やる気はないが、結果は出ている。
③やる気はあるが、結果が出ない。
④やる気はあるし、結果も出ている。
①については、声をかけつつその時を「待つ」しかないと思います。
無理に勉強のステージに引きずり込んだところで、
逆効果になることが多いのではないでしょうか?
「そうは言ってもテストまで時間がありません」とか、
「受験まであと3ヶ月しかないんですよ」とか言われることはありますが、
別に僕の主張は変わりません。
勉強をするのは親でもなければ、僕でもない。
やるのは本人です。
声をかけることはできますが、「その時」を待つしかないと思います。
その時が受験までこないことだってあるかもしれません。
でも、勉強ではないどこかで「その時」(スイッチが入る時)が来ると思います。
勉強がすべてではない。(←塾講師がこんなことを書いていいのかは疑問。でも本心)
「その時」が来たら全力で応援してあげればいいのではないでしょうか?
②の状態の子に何を言っても聞く耳を持ちません。
結果が出ているのだからそれでいいのではないでしょうか?
結果が思うように出なくなった時、
「最近、うまくいかないんですよね」と言われたら、
アドバイスをして、手を差し伸べるというのがベストだと思います。
そこでも、あーだこーだと過去のことをウダウダ言わずに、
ここから先の作戦のことを話し合うのがいいと思います。
③ここが僕を悩ませます。
塾に毎日来て勉強している。
僕なりのアドバイスは結構している。
細かい方法についてもレクチャー済み。
でも点数は伸びない。結果が出ない。
こんなことは普通にあることなんですが、
もう完全に自分事として、③の子で頭はいっぱいです。
ここでいつも僕はもがいています。
生徒を差別している訳ではなく、
そうしても会話量は③の状態の子が多くなります。
③の状況を打開することが塾講師の役目の1つなのだと思います。
なんとかしたい。
④何もいうことはない。
モチベーションを下げないように、
良い意味で「調子に乗らせる」
今後のために、
「波はある」
「点数なんて上がったら下がる」
などの布石はうっておく。
ずっと①とか、ずっと④というように状況が一定になることはありません。
②→①→③→④というように状況は変化します。
生徒のその自覚はありません。
状況を見抜いて声をかけるべきか、
今は大丈夫な時か、
声をかけても聞く耳を持たない時かなどの
判断を間違えないようにやっていきます。
なんか塾講師っぽいブログ書けたかな(笑)