漢検に受かるには…(古田茂大)
今からお伝えする方法は、結構自信があります。
それは、自分自身が体験したことだからです。
10年ぐらい前でしょうか、私自身も漢検を受検しました。
お恥ずかしい話ですが、最初にお試しで過去問を解いた時は、
全く合格点に達していませんでした。
それから合格するために、勉強したのは今となってはいい思い出です。
最終的には、当時一緒に受験したメンバーの中で一番の高得点を取ることができました。
勉強して分かったことなのですが、
まず大前提として、漢検はそれぞれの級で、出題される漢字が決まっています。
ですから、その級に割り振られている漢字を覚えてしまえば、
かなりの確率で高得点が取れます。(塾生がよく受ける5級、4級は180字程度)
では、どうやって勉強したかというと、
①問題集のセクション(問題集により呼び方は異なりますが、例ステップ1、第1章など)ごとに、テスト形式で解く。
よく小学校で出される宿題のように、
ノートを埋めるために同じ漢字をひたすら書くなんていうことは、
くれぐれもしないでください。時間の無駄です。
もしくは、手が黒くなるだけです。
②間違えた問題を別のノートにまとめる。
③②でまとめた問題を、1週間後にもう一度解く。
ここで再び間違えたり、すんなり出てこなかったりする場合、「正」の字をつけていきます。
これを繰り返し、正の字の画数が多い問題をくどいと思えるまで復習します。
漢検はセンスではなく、努力が報われる検定だと思います。
今週末の本番まで残りわずかですが、
最後まであきらめず努力しましょう!!
ちなみに私の場合は、「負けず嫌い」ですので、
一緒に受ける仲間がいたことも、高得点を取れた大きな要素だと思います。
自分の人生を振り返ってみると、
何も漢検に限らず、定期テスト、入試すべてに言えることです。
振り返れば、いつも自分の周りには、
勝手に自分が作ったライバルがいました。
私のように負けず嫌いの人は、
ライバルを設定するのもいいかもしれません。