流星群(國井)

ただいま中3生は天体を理科で勉強しています。

なかなか興味が持てないという方は、流星群を眺めてロマンに浸ってはいかがでしょうか。

今年中に見られる流星群もあとわずか・・・。

ということで、11/16~20に見られる『しし座流星群』のご紹介です。

ピークは11/17(日)午前4時ごろ

残念ながら、岐阜はちょっと曇る予想です。

また今年は満月と重なるため、月明りであまり見れないかも・・・。

とはいえ、1時間に最大20個の流星が流れることもあるので、流れ星を見たことがない人には大チャンス!

生徒に聞いても、流れ星を見たことがある生徒はごく僅かでした💦

流星(流れ星)とは、宇宙空間にある直径1mm~数cmほどのちりの粒が地球の大気に飛び込んできて大気と激しく衝突し、光を放つ現象です。

しし座流星群は、33年の周期で地球に近づくテンペル・タットル彗星が放出したちりの帯に地球が突っ込むことで起きます。

夜中に東の空に昇ってくるしし座の方向から星が流れてきます。まるで空中の1点から流れ星が放射状に飛ぶように見え、この点を「放射点」といいます。

流星は放射点から飛び出し、夜空のどこにでも現れます。しし座の方向をじっと見るというよりは、夜空全体をぼんやりと眺めるといいでしょう。

街灯などがない方角を見上げ、目が暗さに慣れるまで15分間は観察し続けるのがコツです。

この時期のしし座は東の空に見られますので、東の空をじっと見ていてください。

ちなみに、今月の満月は11月16日。紫式部と同時代に栄華を極めた貴族・藤原道長が、有名な和歌

「この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」

を詠んだのは旧暦の10月16日で、今年のその日は11月16日で同じ満月の日となります。

流星群の観察には邪魔になりますが、夜空には道長が見上げたのとほぼ同じ月が見られるでしょう。

流れ星が見られなかった方は、12月の『ふたご座流星群』は規模の大きい流星群なので、期待して待ちましょう‼

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