文章読解・作成能力検定が熱い(古田茂大)

中高生の定期テストが返却され始めていますが、中学生の社会や理科の定期テストにおいて、文章で答えを求められる問題が、年々増加しているように感じます。

例えば、このような問題です。

例題:神戸市に人工島が造られた理由を「人口」「ニュータウン」「埋め立て」という語句を使って説明せよ。

生徒たちが苦戦する問題の一つです。

そんな状況で、個人的にお勧めしているのが、「文章読解・作成能力検定」の学習です。

多岐にわたるジャンルから出題されており、その対策を進めることで、記述力がアップします。

その中でも特に、「誤文訂正」、「資料の読み取り」は生徒の記述力に大きく影響すると思います。

今度は、文章読解・作成能力検定の例題です。

例題:以下の文には誤りがあります。どのように訂正すればよいでしょうか。

私は、ブルーベリーは目にいいそうだと聞いたとき、ブルーベリーのサプリメントを毎日欠かさずとろう。

誤りを見つけられたでしょうか?高校生に小論文対策をしていても、よく目にする誤りです。

記述問題が苦手な方、この検定を受けるかどうかはさておき、その学習には大きな意味がありそうです。