愛すべき故郷

 

 私の出身は、岐阜県の川辺町という町であります、

人口1万人弱で、平成の大合併の際にも町が統合され

ず現状に至っております。当然高齢化率も高く、将来

どうなるかは誰もわかりません。木曽川の源流である

飛騨川沿いの細長い町で、まさに「のどか」でありま

す。

 

 が・・・、全国ニュースが最近流れ町民の話題と

なっているのが、そうです「4年間、隣人宅に生卵

を投げつける事件」であります。まさに皆様が、驚く

ような事件で、私もびっくり致しました。お盆に

帰省した際でも近所では、その話題でもちきりで

あります。

 

 統計的にある一定の確率で、事件や事故は起こる

ものだと思いますが、ただのニュースでどこか遠い

場所なら非現実的であります。しかし、近所で、

なおかつ「どこどこのだれだれだよ。」と固有名詞

が混じりながらの話題となれば一気にリアリティーが

こみ上げます。

 普段は、のどかな川辺町が、一躍良くはない意味

で全国区になったお盆でありました。