意識的にのんびりしてみる(鎌田)


先日の加藤先生のブログに次のようにありました。

『1人の人間が受け取る、現代の1日の情報量は、
 なんと平安時代の一生分なのだそうです。
 たまには、ゆっくり過ごす1日はいかがでしょうか?』


これは刺さりました。


以前『スマホ脳』という本を読みましたが、
次のように書かれていたと記憶しています。

『人間の基本的な仕組みは太古の昔に狩猟生活を行っていた頃から変わっていない。
にもかかわらず、ここ数百年の文明の発展は目を見張るものがある。

例えば、はるか昔は糖分を摂取できる機会が大変貴重だったため、
糖分に出会ったらすぐに欲するように脳の仕組みが出来上がっていった。
現在、糖分はそこら中に存在し簡単に手に入る。
しかし、脳の仕組み自体は太古の昔と変わっていないので、
糖分を貴重なものであると判断し、必要以上に摂取してしまうことになりやすい。
だから、現代には「一昔前にはなかった」現代病なるものが存在している。』

また、それと同じような文脈で、
『急速な情報社会化やスマホ利用などに脳が対応しきれず、
 現代病(主に心の病)を引き起こす。』

などとありました。


改めて考えてみると、自分も少しスキマ時間ができたかと思うと、
スマホに手を伸ばしたり、何か食べ物を探したりと、
「何かしら」で時間を埋めようとしてしまいます。

平安時代の一生分の情報量を1日で浴びる今、
加藤先生のブログにあったように、
『ゆっくり過ごす1日』
(ボーっと過ごす数分でも良いかも)

は思う以上に意識すべきことなのかもしれません。


※※テスト期間中にゆっくり過ごす1日はつくれないかもですので、
  是非、テストを乗り越えた後にでも♪




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