平家物語

 

 昔は、宮沢賢治著「アメニモマケズ」を学校で

暗唱したものです。教室とか廊下などに、全文が

飾ってあり国語の時間にテストがあったのを覚え

ております。

 

 最近は、無いのか?といえば、さにあらずです。

小学校5年生の国語の教科書には、平家物語が

掲載してあり、学校の先生によっては暗唱の授業が

あるようですね。

 

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。

沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。

奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。

猛き者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵におなじ。

 

 明日成でも、小学生の授業で一部ですが、

暗唱を行っております。とはいえその内容に

ついては、なかなか理解してもらうのが、

難しいです。理解は後からついてくるもの

なので、まずは覚えて、後にその意味を

実感してもらえればと考えております。