少しずつ秋らしくなってくると(鎌田)
10月に入りました。
まだまだ昼間はあいかわらずの暑さがありますが、
朝、晩は徐々に涼しくなってきました。
秋らしくなってくると、やはり耳にするのは
『○○の秋』というフレーズです。
そこで、『読書の秋』として、、、
以前、ブログで「角幡唯介さんの極夜行」を紹介したことがあります。
現代日本を代表する冒険家として、高野秀行さんという方もいます。
※この方もおもしろい本をいくつも書いています♪
その高野さんがある記事で「僕にとっての三大世界青春期」を紹介されていました。
それは
・植村直己さんの『青春を山に賭けて』
・小澤征爾さんの『ボクの音楽武者修行』
・藤原正彦さんの『若き数学者のアメリカ』
この内、小澤征爾さんのものは読んだことがあり、
小澤さんがいよいよこれから指揮者として世界に挑戦していく様子が
痛快な小澤節で書かれており、
「世界の小澤!」と呼ばれる所以が分かります。
※とても感化されて、しばらく小澤さんの映像をYouTubeで漁っていたのはここだけの話です。
そして、この小澤さんの本が大変おもしろいことを知っていたので、
並んで三大青春期と紹介されているのを目にして、
残りの2冊もすぐに購入しました。
いつも思うことですが、本というのはたくさんのことを教えてくれます。
自分1人では当然1人分の人生しか送れませんが、
本を通して誰かの人生を追体験することで世界が広がります。
また、本そのもののジャンルも本当に様々で、
例えば、マーサの本屋さんで普段は通らない書棚を眺めてみるのも
大変興味深いです。
世界には1人が一生かけても読みきれない本が存在しますが、
だからこそ、新たな出会いが尽きずおもしろいです。
学生の皆さんは、是非勉強の合間にでも、
『三大世界青春期』を読んでみて下さい。
(まずは気になる一冊を!)
きっと、学生の内に広い世界の一端を知ることは
良い刺激になると思います。