壮大すぎて・・・

 

 宇宙のお話はいつもロマンが溢れますが、

実際に壮大すぎて、頭がついていかないことも

多々ありますね。なんでも、北斗七星の方向から

約2時間おきに30秒から90秒間届く謎の電波の発

信源は、地球から約1600光年離れた所にある連星

の仕業だと分かったようです・・・。

 

 そもそも光の速さは、超高速で、昭和から言わ

れているのは、1秒間に地球を7周半もするとか。

実際に太陽光は、地球に約8分間かかって到着し

ているそうですが、その速さで1600年必要なは

るか彼方というのを感覚的に理解するのは、か

なり困難な作業です。

 

 そもそもその電波は、今から1600年前に、

遠い星で発生しているものなので、その星が、

今現在存在しているかどうかも怪しいですね。

超新星爆発の可能性が話題のオリオン座の恒星

であるベテルギウスも光が届くのには640年の

年月が必要のようです。もしかするとすでに、

ベテルギウスは、宇宙にはないかも知れません。

 

 普段の現実的なこまごまとした問題に心を

寄せていると、ついつい考えが小さくなって

しまうのですが、たまには感覚がマヒするような

壮大な話を聞くのもよいかも知れませんね。