中学生の内申の上げ方(古田)

新年度が始まり、前年度の通知表を提出してもらっています。

テストの点数が高いのに、内申点が低い子。

テストの点数はそれほどでもないのに、内申点が高い子。

主要5教科(英数理社国)の内申は高いのに、実技4教科が悪い子。

色々な生徒がいます。

総じて言えることは、生徒の皆さんに、内申の重要性をもっと意識してほしいということです。


岐阜県の中学生にとって、内申はどれぐらい重要なのか?

まず初めに、岐阜県の入試のシステム上、内申点は絶対に高いほうがいいです。

保護者面談の際に、「実力さえあれば、内申点は必要ない」という声をたまに耳にします。

しかし、受験高校により、その比重こそ異なるものの、私立高校でも公立高校でも、内申点は合否に大きな影響があります。

例えば、公立高校の場合、45点満点(9教科オール5)で、内申1ポイントは、テストで以下の点数分に値します。

岐阜・岐阜北・加納・岐山・長良など 約7点分

岐阜総合・県岐商・岐阜工業など 約11点分

岐阜北高校を目指す生徒A(内申40で430点)に、内申35の生徒Bが並ぶためには、生徒A+35点(5ポイント×7点)必要ということです。

つまり、生徒Bは、465点取らなければ、Aくんに追いつけません。

高校別合格者平均内申(参照:岐阜全県模試)2024年度


内申点の上げ

①テストで高得点を中間・期末と2回連続で取る

内申点を決める最も大きな要素となるのは、やはり定期テストの点数です。

しかも、中間テスト、期末テストどちらも高得点を取る必要があります。

高得点をとる勉強方法につきましては、また別の機会にします。

テストで点数が取れれば、ある程度の内申は見込めますので、今日の本題は、ここからです。

点数があまり取れない生徒は、以下の②~⑥を意識してください。

②きれいな提出物を、締切より早めに、提出する

提出物は、ただ締切に間に合うように、出せばいいわけではありません。

・締切ギリギリではなく、早めに提出し、やる気をアピールする

・しっかり答え合わせをし、間違えた問題は、理由やポイントまで記入する

正直、字が汚かったり、適当に解いてあったりするだけの提出物は、見る気が失せます。

学校の先生方は、何十冊ものノートやワークをチェックされています。

生徒対応など様々な業務をされています。雑な提出物は、目に留まりません。

なお、締め切りに遅れたり、提出し忘れたりすることは、言語道断です。「内申マイナス1」を覚悟してください。

③授業中に先生の目を見て、頷きながら話を聞く

同じように教壇に立っている立場から言わせてもらいますが、こういう生徒の印象はかなりいいです。

授業に「存在している」のと、「参加している」のは異なることを意識してください。

頷く以外には、「笑う」「驚く」など、感情を表情に出すのも効果的です。

④授業中、積極的に挙手

挙手の重要性は、多くの生徒が知っていると思います。

ただし、手を挙げるだけでなく、元気よく「はい」といいながら、当ててほしい雰囲気をだしましょう。

先生も同じ生徒ばかり指名するわけにはいかないので、当たらないこともありますが、それでもアピールです。

また、難しい質問で、挙手する人がいない場合は、黙り込むことなく、ヒントなどを求めるのも「参加」です。

ちなみに、挙手が大事だからと、仕方なく手を挙げている人もいますが、その心情は、先生に伝わっています。

⑤教科担任に、どうしたら成績が上がるか、具体的に聞く

これは現中2、中3で、前学年と教科担任が変わっていない人、または後期におすすめの方法です。

例えば、教科担任の方に、「○○さんは、授業中にもっと発言するといいね」と言われたとします。

言われたことは、提出するノートに目標として、担当の先生の目につくように、目立つように書いておきましょう。

そして忠実に実行します。(もちろん、点数をそれなりに取る前提)

先生としても、自分が言ったことを積極的に取り組んでくれる生徒を評価せざるを得ません。

⑥実技が苦手だからと諦めず、手に入るなら、過去問を最大利用

実技教科の先生は、過去問と同じような問題を出題しがちです。

先輩などに相談して、過去問を手に入れましょう。

・運動神経が悪くても、一生懸命な姿を見せましょう。そして筆記テストで高得点

・絵が下手なら、どうすれば上手に描けるか、先生にどんどん相談

・歌っているときの口は大きく、表情豊かに

・技術家庭科は、5教科同様にテスト勉強


①~⑥をすべて実践することは、難しかったり、恥ずかしかったりするかもしれません。

自分のできるところことから、挑戦してみましょう。

内申1ポイントの差が、合否を分けるかもしれません。


「内申3」がある人へ

「3」という数字を重く受け止めてください。

テスト勉強を頑張り、平均点プラス15点ぐらいあっても、「3」の子もいます。

一方で、テストで平均点を大きく下回っていても、「3」の子は、ゴロゴロいます。

岐阜県の調査によれば、全受験生の50.5%が「内申3」(令和4年度)

テスト勉強を頑張った人は、悔しくないですか?

学校での過ごし方、授業への参加の仕方を変えれば、内申は必ず上がります。

参考サイト

岐阜県教育委員会 https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/371782.pdf

学悠出版株式会社 https://www.zenkenmoshi.jp/gifu

ブログ

次の記事

どんどん予習(大西)