中学生が内申を上げるための作戦【文章長め】(川口)
そんなに単純な話ではないことは分かっていますが、
どうやったら中学生の内申が上がるかということについて考えてみました。
中学生を経験したすべての人が一度は考えるテーマだと思います。
何を今さら書き始めたのかと思われているかもしれませんが、
当たり前のことをただなんとなく書くだけです。
でも頭の片隅においてもらって少しでも状況が改善されたら嬉しいです!
相対評価ではなく、
絶対評価になったとは言いますが、
内申の1~5の割合はある程度決まっています。
当たり前ですが、3の割合が一番多いですね。
そうすると点数ベースで言うと、
40点でも内申は3
70点でも内申は3
ということが実際起きます。
5教科すべて40点を取って、合計は200点のAくん
5教科すべて70点を取って、合計は350点のBくん
上の理論でいくと、
AくんもBくんも5教科の内申がオール3で
合計が15ということが起きてしまいます。
内申は点数だけで決まるものではありませんが、
今は分かりやすく点数だけで話をしています。
なぜ内申の話をしているかというと、
350点を取れるBくんが内申が足りないことを理由に
志望校を変えざるを得ないという状況がなかなか辛いからです。
ではこの問題をどう解決するのか。
40点でも内申3という前提のもとで話を進めます。
Bくんの内申を上げる方法は5教科のうち何かに絞って、
1つでも2つでも90点を取ることです。
それは例え5教科の合計点が下がっても、です。
手を抜けと言っているのではありません。
戦略です。
定期テストの点数がデータとして高校に送られる訳ではありません。
いかに入試を有利な状況で進めるか。
まずは内申を取ることです。
そう考えると、例えば1つで90点をを取って、
あとの4科目は50点に下がってしまったとしましょう。
5教科の合計は90+200=290点で、
先ほどの350点からは点数が下がりました。
しかし、90点を取った科目の内申は4か5となり、
点数が下がったにもかかわらず5教科の内申は
15から16又は17に上がります。
これが2科目作れれば内申は最大19まで上がります。
そんな単純な話ではないですよね。
分かっています。
90点を取れる科目がなくて困っているんだという反論も分かります。
僕が伝えたいことは内申を上げる方法ということを通して、
戦略を考えて、
実行して、
検証して、
改善することって楽しいですよねってことです。
勉強に限った話ではない気がします。