うまくいっている時こそ(川口)
大体の中学生で定期テストが終わりました。
定期テストが終わると「取り組みに対する成果と課題」を
生徒1人1人に書いてもらいます。
満足のいく取り組みではないものの、
良い点数が取れることもあります。
それはそれで嬉しいことなのですが、
次回には繋がりません。
結果と過程が必ずしも比例する訳ではないからこそ、
成果と課題の振り返りは大事だと思っています。
生徒が書いた文章を読んでいると、
「気持ちは文字に表れる」ということをすごく感じます。
文字に表れる雰囲気と、
生徒自身が醸し出している雰囲気がマッチしていない時が結構あります。
思ったよりテストがうまくいかなかったと言っていた割には、
休み時間も元気に笑顔で話していて、悔しくないのか?
と思っていると、
振り返りの文章ではすごく悔しい思いが伝わってくる、なんてことがあります。
何が本当の気持ちなのかは分かりませんが、
うまくいかなかった生徒の文章ほど気合いを入れて読んでしまいます。
ずっとうまくいく人生なんてあり得ません。
うまくいっていない時も、
うまくいっている時も、
いやうまくいっている時こそ、
成果と課題を考えながら次に向けて成長していくしかないと思います。
生徒のテストに限った話ではなく、
我々大人も含めてこういうことの繰り返しですね。