こんにちは、明日成の西川です!

今回は「なぜ中学生になると英語が苦手になるのか」を解説していきたいと思います。

小学生のお子さまが「英語の習い事をしていない」という方必見の記事になっています。

ぜひこの記事を参考に、中学校に向けた英語学習をご検討ください!!

中学英語が難化!

英語が苦手な子どもが増加

まずはこちらのデータをご覧ください。

「英語が苦手・嫌い」と感じる生徒が5年間で7.3%増加し、国語を抜かして2位になっています。

これには文部科学省の学習指導要領の改訂が関係していると考えられます。

改訂前は中学1年生はアルファベットからじっくりと学習していましたが、現在はほとんどいきなり重要文法が始まります。

また最近の傾向として文章を自分で書く自由英作や文法の間違いを見つける問題などが出題されることも増えてきました。

まとめ

英語が苦手な子どもが増えている!

平成30年と令和5年の比較

それでは岐阜地区のある中学校の平成30年と令和5年の前期中間テストを比較し、どのように難しくなったのかを解説していきます。

まずは出題数と配点です。

リスニングやアルファベットの配点が減少し、文法や読み取りなどの配点が上がっていることが分かります。

高校入試や大学入試では、やはり読み取りや文法の能力が問われているため、中学校の教育現場にもその影響が及んでいることが予想されます。

まとめ

リスニングの配点が減り、文法や読み取りの比重が増えている!

それでは次に、このようなテスト内容の改訂がなぜ「英語の苦手」に繋がっているのか詳しく解説していきます。

苦手になる3つの理由

その① 小学校と中学校のギャップ

「小学校で英語が授業にあるのに、なぜ中学で苦労するの?」と思われる方も多いでしょう。じつはここに大きな課題が潜んでいます。

というのも、小学校の英語は「聞く」「話す」の会話を楽しむことが中心で、「読む」「書く」の文法や読解力を養う時間がほとんどありません。

たとえば、英語で「What is this?」と聞かれたときに答える練習はしますが、文法の仕組みや単語の意味を深く理解する指導は少ないのが現状です。

ここで、先ほどの定期テストの問題形式を「聞く・話す」「読む・書く」の観点で比較してみましょう。

※基本的に定期テストで「話す」問題は出題されません。

令和5年のテストではより「読む・書く」の比重が上がっていることが分かります。

つまり、小学校で英語が好きになっても中学校では点数に反映されにくいようになっているということです。

まとめ

小学校と中学校で学ぶことが繋がっていない。

その② 出題範囲の増加

また出題範囲も広がっています。前期中間テストで出題された文法を比較してみましょう。

平成30年と令和5年の同じ中学校の前期中間テスト出題範囲

令和5年では出題される文法が増えていることが分かりますが、これはなんと平成30年の後期中間までと同程度の範囲になります。

範囲が増えたため、5年前と比べて大幅に授業のスピードが上がっています。

また、これらbe動詞や一般動詞、疑問視などの英文法における大前提の部分でつまづくと、その先どんどん差が開いてしまう構造になっているのです。

まとめ

英語に慣れていない状態で、一気に文法を学ぶことになる。

その➂ 単語は知っている前提

また、中学校の授業は学習指導要領で定められた小学生のうちに習得する英単語(600~700単語)ができている前提で進んでいきます。

試しにお子さまに「知っている英単語、何個言える?」と聞いてみてください。フレーズは出てきても、単語として覚えている子は少ないでしょう。

ここで定期テストの総単語数(問題用紙に記載されている単語の総数)と解答に必要な単語数を比較してみましょう。

どちらも2倍近くまたはそれ以上増加していることが分かります。読み取り問題に至っては約2.4倍もの単語数の増加が見られます。小学校で学ぶ単語に加え、中学校でも新出単語があるため、もともと知っているかどうかの差が顕著に出やすくなっています。

まとめ

知っている単語の量が大きく影響する。

小学生から英語を!

明日成ではこういった課題をいち早く把握し、小学生からの英語教育に力を入れています。

英語基礎力を徹底的に鍛える

明日成では、アルファベットから始まり中学1年生の前期に学ぶ内容を小学生のうちに学び終えます。毎授業での単語テスト、文法や熟語を学習したうえで5、6年生では中学校の定期テスト想定問題を解きます。

大学受験まで見据えた英語教育

一般的な学習塾は、中学・高校で講師が変わることが多いですが、明日成の講師は小学4年生から高校3年生まで指導しています。中学・高校とステップアップした後の情報も把握した"先を見据えた"授業を受けることができるため、つまずきやすい単元を先回りして学習することが出来ます。

明日成の「英語検定Ⓡ」対策講座

英語検定Ⓡは、大学受験で利用が可能になるなど受験者数が年々増加しています。また、英語学習へのモチベーションアップなどの効果が期待できるため、明日成では英語検定Ⓡを積極的に奨励しています。

日本英語検定協会様から授与された奨励賞です。

明日成は英語検定Ⓡの協力校舎に登録しているため、お近くの明日成の校舎で受験することが出来ます。また、対策講座を開講しているため、初めての方でも安心して受検することが出来ます。

今ならお得にお試し!

小学生スタートダッシュ講座を開講します

明日成では小学生を対象に、次学年の内容を先取りする『小学生スタートダッシュ講座』を開講しています。

通常、入塾金や教材費などがかかりますがSD(スタートダッシュ)講座は講座費のみで授業に参加可能です!

アルファベットやある程度の単語を覚えているだけでも、中学校でつまずく可能性が低くなるでしょう。ぜひ、SD講座に参加して英語に触れておきましょう!

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