中学英語が難化!

英語が苦手な子どもが増加
まずはこちらのデータをご覧ください。中学生600人を対象に苦手・嫌いな教科を調査したアンケート結果です。
「英語が苦手・嫌い」と感じる生徒が5年間で唯一、増加傾向にあり、なんと約1.5倍に増加していることが分かります。
これには文部科学省の学習指導要領の改訂が関係していると考えられます。
改訂前は中学1年生はアルファベットからじっくりと学習していましたが、現在はほとんどいきなり重要文法の学習が始まります。
最近の傾向として文章を自分で書く自由英作や文法の間違いを見つける問題などが出題されることも増えてきました。
英語をちゃんと学ぶのがはじめての生徒には、非常に難易度が高くなってしまっているのです。
平成30年と令和5年の定期テスト比較
それでは岐阜地区のある中学校の平成30年と令和5年の前期中間テストを比較し、どのように難しくなったのかを解説していきます。
まずは出題数と配点です。

リスニングやアルファベットなどの比較的簡単な問題の配点が減少し、難易度の高い文法や読み取りなどの配点が上がっていることが分かります。
高校入試や大学入試では、長文読解や文法の能力が問われているため、中学校の教育現場にもその影響が及んでいることが考えられます。
明日は、このようなテスト内容の改訂がなぜ「英語の苦手」に繋がっているのか詳しく解説していきます!
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