「考えて解く」とは(川口)
中学生も高校生もテスト期間真っ只中ですね。
生徒たちは土日も勉強三昧の日々です。
問題を解いて、分からない問題は解説を読んで理解していくと思いますが、
それでも分からない問題は質問してもらっています。
高校3年生のAくんからこんな質問がありました。
(下記画像 数研出版4プロセス引用)

『この解答の「①、②からyを消去して整理すると」の部分が面倒なので、
微分で解こうと思いますが微分でもできますか?』
これがまさに考えて解くということだと思います。
もちろんこの問題は微分でも解けますので、
微分バージョンの解答を書いて渡しました。
もっと楽に解く方法はないか
他の単元の知識を使えないか
忘れないように語呂合わせを作れないか
など、
頭を働かせながら解くことが重要ですね。
これは簡単なことではありませんが、
普段の意識を変えていかないとそういう発想にはなりません。
どちらにせよまずは解答の解法を理解し、使いこなすことができるようにする。
その次は自分なりの解法を考えるという過程で、
Aくんのように徐々にレベルアップしていって欲しいですね。
頑張りましょう。